大腸は消化吸収された残りの腸内容物をため、水分を吸収しながら大便にする器官です。多種、多量の細菌の住みかでもあります。
約2mの長さがあり、結腸と直腸肛門からなり、大腸粘膜のあるところではどこからでもがんができますが、日本人ではS状結腸と直腸が大腸がんのできやすい部位です。
早期治療で完治の可能性が高いのですが、初期のうちは症状がないため、便に血が混じっていたり、下血があっても痔(じ)と自己判断してしまい、発見が遅れがちです。
大腸がんの罹患率の年次推移は、男女とも1990年代前半までは増加し、その後は横ばい傾向となっています。死亡率の年次推移は、男女とも戦後から1990年代半ばまで増加し、その後漸減傾向になります。